土地(エリア)紹介
神話がいきづく熱田
「餅屋文蔵店」のほど近くに、神話が息づく杜で有名な熱田神宮があります。
三種の神器の一つである草薙剣を祀り1900年。
数々の神話や源頼朝、織田信長ともゆかりが深く人々の心の拠り所となっています。
米粉の風味と独特な食感 元祖名古屋ういろのプライド
名古屋の名菓は数多ありますが、「ういろ」を抜いて語ることはできません。
古くは黒砂糖(現代では白砂糖もあり)と米粉の基本材料で作られる単純だからこそ誤魔化しのきかない素朴なお菓子です。
「献上ういろ」は、360余年前に創業した和菓子店「餅文総本店」が今もなお機械化せず伝統製法でつくる「本物」のういろです。
まず、ういろの製法とは、湯に砂糖を溶かし米粉を合わせ攪拌し、セイロで蒸すという単純な工程からなります。
中でも最も大切なのは「撹拌」。それは、たった15秒の作業。
職人はその短時間を全身全霊で臨みます。気温・湿度の違い、湯温、混ぜるタイミングや混ぜ方、ひとつでもわずかでも違えば、ういろ独特の香りや食感の良さがすべて損なわれてしまうからです。
そんな繊細な製法で、かつ、その年々でういろに最も適した最高級のうるち米で作られるのが「献上ういろ」です。
献上ういろは、尾張藩2代目藩主の徳川光友(1650~1693)に献上され、これが餅文総本店のはじまりとなりました。
以降、尾張藩代々のくつろぎの時に供されてきました。
歴史が香り伝統が息づく「本物」のういろ。それが「献上ういろ」なのです。
店内
店舗外観
名古屋ういろの元祖「餅文総本店」は江戸時代の万治2年(1659年)に名古屋の袋町に創業しました。
尾張藩の御用商人であった当店の初代「餅屋文蔵」が、徳川光友の相談役として食、医学、書に造詣が深く菓子にも詳しかった明(当時の中国)出身の「陳元贇(ちんげんぴん)」から、ういろの製法を教わったことで「名古屋ういろ」が始まり「餅文総本店」の創業となりました。
本来の棹状ういろを「手軽に食べやすく」というコンセプトに「一口ういろ」の開発にも余念がありません。伝統を頑なに守りながらも時代に合わせた新しいういろの提案もしています。
現在は16代目となり名古屋市内に4店舗を構えますが、中でも「餅屋文蔵店」は初代の名を掲げる旗印店です。江戸時代の息吹を令和の形で感じられます。
尾張徳川藩主の気分で是非お運びください。
神話がいきづく熱田
「餅屋文蔵店」のほど近くに、神話が息づく杜で有名な熱田神宮があります。
三種の神器の一つである草薙剣を祀り1900年。
数々の神話や源頼朝、織田信長ともゆかりが深く人々の心の拠り所となっています。
販売店名 | 餅文総本店 餅屋文蔵店 |
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商品名 | 献上ういろ |
価格 | 一棹864円~ ハーフ486円~ |
住所 | 〒456-0005 愛知県 名古屋市熱田区池内町5-12 |
営業時間 | 9:00~18:00 (元日を除き年中無休) |
アクセス | JR、名鉄、金山総合駅より 徒歩約15分 |
Webサイト | https://www.mochibun.co.jp/ |
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