加賀八幡起上もなか

- 株式会社 浦田甘陽堂 御影本店 -

ほっこりと心ほどける愛らしい最中

子どもの健康と幸せを祈る縁起物

七転び八起の縁起物 心も和む愛らしい最中

金沢には「加賀八幡起上り」という郷土玩具があります。これは、加賀八幡さま(応仁天皇)が誕生した際の真紅のおくるみ姿に似せた張り子の人形で、幸せと健康を願う縁起物として子どもが誕生すると贈る風習がありました。この郷土玩具をかたどったものが「加賀八幡起上もなか」です。昭和30年の発売以来約70年間金沢の地で愛されてきたお菓子です。

パッと目を引く朱色の包み紙に八幡さまのお顔がちょこんと描かれ、気品がありながらなんとも愛らしい佇まい。「和菓子とは、人の心を和やかにする菓子である」浦田甘陽堂が商品作りにあたって大切にしている考えだそうです。なるほど小さな八幡さまを手に取って眺めてみると自然と心がほどけてくるような気がします。口にしてみるとサクッとした歯触りの皮の中に粒を残した程よい甘さの小倉餡がずっしりと入っており、緑茶や加賀棒茶によく合います。食べ終わりの余韻にひたりつつ気づけば心が少し軽くなったような気がしました。心和む金沢の縁起物「加賀八幡起上もなか」ぜひお手土産にいかがでしょうか。

美味しいお菓子でお客様に喜んでいただくことを大切に

浦田甘陽堂は昭和11年創業、今年で89年目を迎えます。創業以来大切にしていることは、お客様に美味しいお菓子を提供し喜んでいただくこと。創業当初はパン屋として始まりましたが、地元のお客様の要望に応え菓子を提供するうちに和菓子作りを本格化、今日のような和菓子屋へと発展しました。

お客様を大切に思う姿勢は店舗での接客からも感じることができます。足を踏み入れるとどこかほっとできる空間、お祝い事などの贈答品として買い求める客には販売スタッフがさりげなく相談にのってくれます。そして去り際に肩越しにかけられる「ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい」という言葉。ただの買い物にも心のやり取りが感じられじんわり嬉しくなります。気品があっていつ来ても心落ち着くさりげない優しさがある、なんだか金沢そのもののようなおすすめの和菓子屋です。

土地(エリア)紹介

金沢市は、江戸時代には加賀藩前田家の城下町として栄え、加賀友禅や金沢箔、九谷焼などの伝統工芸が今に受け継がれてきました。日本三大名園の一つ兼六園や長町武家屋敷跡など当時の面影を残す風情ある観光地が点在しています。また自然も多く、市内を流れる犀川と浅野川の清らかな眺めは市民の心のよりどころとなっています。

店舗情報

販売店名 株式会社 浦田甘陽堂 御影本店
商品名 加賀八幡起上もなか
価格 単品184円、7個入り1,426円
住所 石川県 金沢市御影町21-14 
営業時間 月~土 9:00~17:00
アクセス JR金沢駅より車で約8分
Webサイト https://www.urata-k.co.jp/
SNS

商品

TOP